東京オリンピックに出場した鈴木亜由子選手はパリオリンピックの出場を目指して3月に行われる名古屋ウィメンズマラソンにチャレンジします。
前田穂南選手が出した日本記録を更新して最後の一枠を狙えるのか、マラソンファンの注目を集めています。
2004年2月4日に行われた香川・丸亀国際ハーフマラソンでは日本勢最高の5位でした。調子を挙げていている鈴木選手なので活躍が楽しみですね。
鈴木亜由子選手といえば、名古屋大学を出た才女なのですが、とても庶民的な可愛い人なのです。
親しみやすい雰囲気を持った笑顔が素敵な鈴木選手の実家や学歴、出身校等々を追っかけアスリートブログの私はいろいろ調べてみました。
鈴木亜由子の実家は老舗の米屋!
鈴木亜由子選手の実家は、地元でも有名な創業100年を超えるお米屋さんです。
「鈴木米穀店」というお米屋さんで、愛知県豊橋市にあり、大正6年に創業された、歴史ある老舗のお店です。
大正6年は1917年なので2024年の現在は創業107年目という事になります。
創業107年というのは歴史の重みを感じますね。
父の鈴木伸幸さんが、3代目として経営しています。
五平餅が人気!
「鈴木米穀店」では、愛知県の郷土料理である「五平餅」が手軽に頂けるということで地元民に愛されています。
五平餅は1本120円です。
店頭で注文して10分程で焼き上がります。
あつあつの五平餅を頂けるのですね。
鈴木亜由子選手の祖母が作る五平餅は毎年11月中旬~2月くらいまで売っているそうです。
暖簾が上がっていない時は販売してないそうで、暖簾が上がっていると販売しているそうです。
五平餅を買いに行かれる方は、暖簾を目印に行かれたらいいですね。
五平餅は味噌だれで、味噌だれをつけたあとにも少しあぶり、ピーナツとクルミを砕いたモノを振りかけてくれるそうです。
愛知県は八丁味噌が有名なので、このお味噌を使っているのでしょうね。
本当に美味しそうです。
鈴木亜由子の学歴がすごい!出身校は?
鈴木亜由子選手は愛知県豊橋市出身です。
鈴木亜由子選手は幼い頃は身体の弱い少女でした。
「小さいときはぜんそくがひどくて、どこに行くのも吸入器が手放せなかったんです」とお母さんが話しています。
ぜんそくの治療にいいからと、3歳からスイミングスクールに通い始めます。
鈴木亜由子の小学校は豊橋市立八町小学生
小学校2年生の時から、「豊橋陸上クラブ」に入ります。
走るのが大好きだった鈴木亜由子選手は、楽しみながら練習を続け、ぜんそくも小6のころにはよくなっていきました。
ぜんそくは3歳から始めた水泳と陸上でめきめき回復していったそうです。
身体を鍛える事は、病気の克服にもつながるのですね。
病気が治っていくのはほんとに嬉しいですね。
そして、陸上では、小学6年生のころには1500m4分50秒と、高校女子の全国レベルの記録をたたき出しています。
小学生で高校のレベルの記録を出すなんてすごいですよね!
やはり、鈴木亜由子選手は陸上の才能があったのですね。
鈴木亜由子の中学校は豊橋市立豊城中学校
鈴木亜由子選手が入学した中学校は、陸上部がありませんでした。
そのため、小学生の時にミニバスをやっていたこともありバスケットボール部に入部します。
陸上は小学校の時に入っていた「豊橋陸上クラブ」というクラブチームで活動を続けていきます。
鈴木亜由子選手は中学生の時に、陸上の才能を大きく開花していきます。
中学2年生の時に、全国中学校選手権で800mと1,500mで優勝します。
中学3年生の時も、1,500mを制し、1,500mは2連覇します。
『中学最強ランナー』とまで言われるようになります。
しかし、当の本人は、「陸上よりもバスケが好き。将来の夢は体育の先生。」と答えていたそうです。
このようなゆったりとしたマイペースな性格がいいのでしょうね。
『中学最強ランナー』となった鈴木亜由子選手の元には、陸上強豪校がスカウトに来るまでになります。
しかし、進んだのは進学校の県立時習館高校でした。
鈴木亜由子選手が中学卒業を前に書いた「20歳の自分へ」という手紙がありました。
そこには『陸上で日本代表選手になっていたらいいな』と書いてあったそうです。
中学生の頃から、大きな夢を持っていたのですね。
でもその後日本代表選手となって夢を叶えていくのですよね。すごいですね。
鈴木亜由子の高校は愛知県立時習館高等学校
時習館高等学校は、豊橋市にある公立高校で、創立から120年を超える伝統校です。
偏差値はなんと70です。
部活でバスケットボールや陸上クラブに所属しながら、すごい記録を出しつつ、勉強も出来て偏差値70の高校に入学するなんて、鈴木亜由子選手はめっちゃ頭のいい才女ですよね!
すごいなと思います。
普通はこれだけのスポーツをしていたら疲れ果てて勉強出来ずに寝てしまいますよね。
「陸上だけじゃなく、ほかのこともしたいと、時習館高校に決めてからは、ずっと勉強していました。」とお母さんは言っています。
また、「目標に向かってコツコツ努力する才能があったようです。お父さんもそうですが、私も亜由のファンみたいなもの。姉や兄には『勉強しなさい』と、小言を言いましたが、亜由は、褒めて褒めて褒めまくりました」と話しています。
褒めて褒めて褒めまくったというお母さんの教育方針が良かったのですね。
そして、鈴木亜由子選手は目標に向かって頑張る気持ちの強い選手なのですね。
時習館高校に進学した鈴木亜由子選手は、陸上競技部に入部します。
しかし高校時代は2度もの疲労骨折にみまわれて、2度手術をするのです。
鈴木亜由子選手は足の甲の疲労骨折を発症して、腰骨を移植してボルトで止める手術でした。
大変な手術だったのですね。
このような手術が2度も行われながらも頑張って乗り越えて、克服していった鈴木選手はほんとうにガッツがあると思います。
度重なる怪我のために、思うような結果が残せない日々が続いたのですが、高校3年生の時の最後のインターハイで3000m8位入賞を果たします。
苦難の日々にめげないで結果を残した鈴木亜由子選手は本当に立派ですね。
鈴木亜由子の大学は名古屋大学経済学部
鈴木亜由子選手は、時習館高校時代に満足いく結果が残せなかった事と、大きな怪我をしたため、陸上の強い学校を選ばず、名古屋大学へ進学します。
名古屋大学は旧帝大の1つで、入学するのは簡単ではありません。
鈴木亜由子選手はまたもや、偏差値の高い高難度の大学に合格するのです。
羨ましいほどの、文武両道の出来る才女ですよね。
名古屋大学を選んだ理由の1つに、大学では「男子学生と同じレベル・環境で練習できるから」というのがあったそうです。
男子と同じレベルで練習したいという鈴木亜由子選手は、とてもストイックですよね。
鈴木亜由子選手の大学時代の成績は圧巻の一言です。
2010年、大学1年生の時に、世界ジュニア陸上競技選手権日本代表の選べれ5000mで5位に入賞します。
2011年、大学2年生の時に、日本インカレで5000mで優勝します。
2012年、大学3年生の時に、日本インカレで5000mで優勝し、2連覇を達成します。
大学4年生の時にはロシアで行われた第27回ユニバーシアードに出場し、女子10000mで金メダル、女子5000mで銀メダルを獲得します。
数々の素晴らしい成績を残していくのです。
日本郵政グループに就職
鈴木亜由子選手は2014年から日本郵政グループ女子陸上部に入部します。
日本郵政グループに入社後は5000mや駅伝の選手として活躍します。
そして、リオデジャネイロオリンピックの女子5000m・10000mの日本代表にも選ばれました。
鈴木亜由子選手が大きな転機を迎えたのが2018年8月、「自分の可能性をもっと広げたい」との思いで生涯初のフルマラソンに挑戦しました。
2時間28分32秒と2位の前田彩里選手と2分以上の差をつけて優勝します。
マラソン初出場で初優勝の偉業を成し遂げています。
日本郵政グループでは、高橋正彦監督との出会いがあり、それも鈴木選手の成長にとってとても大きな要因となります。
高橋正彦監督は鈴木亜由子選手が入部してからの記録をしっかりと保存し目標設定して、東京オリンピックのメダル獲得を狙っていたのです。
鈴木亜由子選手の将来を見据えて、指導し引っ張ってくれる監督がいたことは大きいですよね。
そして、鈴木亜由子選手は、“旧帝大”出身初の女子五輪選手になったのです。
鈴木亜由子の家族構成は?
鈴木亜由子選手の家族は祖父母と両親と姉と兄の7人家族です。
お父さんは鈴木伸幸さんです。
とても子煩悩なお父さんで、鈴木亜由子選手の話になると、目を細め、口を開けばベタ褒めなのだそうです。
「ホントに亜由はカッコいいですよ。走るフォームもカッコいい。バスケットでシュートする姿もカッコいい」と話しています。
鈴木亜由子選手の一番お応援団長であり、ファンなのでしょうね。
お母さんは鈴木由美子さんです。
ぜんそくの娘を水泳を習わせたり、一生懸命にサポートしてきたお母さんだと思います。
褒めて褒めて褒めまくる教育をされてこられたお母さんです。
お母さんは「今から思えば、ぜんそくがあったから少ない酸素で走らざるをえなかった。陸上選手が高地トレーニングするような状況だったのでしょうか」と話しています。
マイナスをプラスに転換する前向きな発想のお母さんですよね。
鈴木亜由子選手もこのようなお母さんのポジティブな発想を受け継いでいるのかもしれないですね。
お姉さんは6歳上です。
お兄さんは鈴木順平さんです。4歳上です。
末っ子の鈴木亜由子選手は、皆に愛されて可愛がられて育ったのでしょうね。
鈴木亜由子の身長・体重・プロフィール
鈴木亜由子選手の身長は154㎝です。体重は38㎏です。
小柄な選手ですよね。
どこにフルマラソンを走り切る体力があるのかと思います。
1991年10月8日生まれです。
名前は『すずきあゆこ』と読みます。
四柱推命的には、非常に真面目な性格です。情熱家で目的のためにはすべてを犠牲に出来る意志を持っています。
このようなところが生かされているのでしょうね。
また、大極貴人という恵まれた星を持っています。
この星は、金運、健康運、愛情運に恵まれています。
まとめ
3月に行われる名古屋ウィメンズマラソンでの走りが今からとても楽しみです。
どんな走りを見せてくれるのでしょうか?
応援していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント