瀬戸勇次郎選手は、2024パリパラリンピックの柔道男子73キロ級(弱視)で見事金メダルを獲得しました。
全ての試合を一本勝で制した見事な試合でしたね。
表彰台に上がって、君が代が流れた時に、大粒の涙を流している瀬戸勇次郎選手の姿は胸にグッとくるものがありました。
本当に素晴らしい闘いを見せてくれましたね。
この金メダルを獲得するまでには多くの苦難の道のりがありました。
瀬戸勇次郎選手の学歴や出身中学校、高校、大学や経歴や家族の事等々追っかけアスリートブログの私はいろいろ調べてみました。
瀬戸勇次郎の学歴、出身中学校、高校、大学はどこ?
瀬戸勇次郎選手は福岡県糸島市出身です。
瀬戸勇次郎選手は、生まれつきの色覚障害で、視力は右目が0,07、左目は0,05なのです。
人や物がぼんやり見えて、光が眩しく感じるそうです。
瀬戸勇次郎選手は、4歳の時に柔道を始めます。
2つ上にお兄さんがいて、お兄さんが柔道をしていてお兄さんに誘われたのです。
幼い頃にお兄さんの影響で柔道に出会ったのですね。
瀬戸勇次郎の出身小学校は糸島市立前原小学校
小学校は地元の公立小学校に進みます。
小学校に入っても柔道を続けていき、スポーツ少年団に入り地区大会で活躍していました。
瀬戸勇次郎の出身中学校は糸島市立前原西中学校
中学校も地元の公立中学校に進学します。
そして、部活は柔道部に入って柔道を続けていきます。
瀬戸勇次郎の出身高校は福岡県立修猷館高校
福岡県立修猷館高校は、偏差値が高い進学校です。
この高校に進学した瀬戸勇次郎選手は、勉強も出来て優秀なのですね。
高校の部活でも柔道を続けたのですが、実は柔道は高校で辞めようと思っていたそうです。
瀬戸勇次郎選手は高校の柔道部でも、健常者として試合に出ていました。
体重は50キロ台で、視覚障害もあったために、なかなか結果が出ませんでした。
そかしそんな中でも、負けたくないという強い気持ちを持っていたそうです。
卒業までに体重を約15キロも増やしたのです。
すごい努力ですよね。
瀬戸勇次郎は高校3年生で視覚障害者柔道へ転向
高校3年生の時に金鷲旗高校柔道大会に出場しました。
その時に、視覚障害者柔道の関係者の方に声をかけられたのです。
瀬戸勇次郎選手は、2017年、高校3年で健常者柔道から転向して、視覚障害者柔道を始めるようになります。
この時からパラリンピック金メダルの道が始まったのですね。
卒業までに瀬戸勇次郎選手は、より強くなっていく為に体重を増やしたり、地道に様々な努力を積み重ねていったのです。
そして、ついに高校3年生の時に出場した全国視覚障害者柔道大会で優勝したのです。
2018年に全日本視覚障害者柔道大会でパラリンピック3大会連続金メダリストの藤本聰さんを破ったのです。
すごい快挙ですよね。
そして、一躍時の人となり、脚光を浴びるようになったのです。
パラリンピック3大会連続金メダリストを破るなんて、すごいと思います。
瀬戸勇次郎の出身大学は福岡教育大学
瀬戸勇次郎選手は、福岡教育大学に進学します。
福岡教育大学の偏差値は45~52.5です。
瀬戸勇次郎選手教員を目指していました。
教員を目指すという立派な夢に向かって歩でいたのですね。
大学進学後も柔道を続けて、毎年のように新年の初稽古に顔を出し、後輩と汗を流しています。
パラリンピック3大会連続金メダリストを2年連続で破って、視覚障害者柔道界では注目の選手になっていました。
そして、2021年大学4年生の時に、東京パラリンピックに出場します。
瀬戸勇次郎選手は、2021東京パラリンピックで銅メダルを獲得しました。
ついに、パラリンピックのメダリストになったのですね。
瀬戸勇次郎の経歴は?
瀬戸勇次郎選手が東京パラリンピックで銅メダルを獲得した後に、ルールの改編が行われました。
22年1月に障害の程度に応じて決まる「クラス分け」のルールが再編されたのです。
なんと瀬戸勇次郎選手が、銅メダリストとなった66キロ級は消滅してしまったのです。
その為に、階級を上げざるを得なくなったのです。
パリパラリンピックにむけて、瀬戸勇次郎選手は73キロ級に階級を変更して臨むことになったのです。
瀬戸勇次郎選手は、これまであまりしてこなかった筋力トレーニングに取り組みました。
高校3年生の時にも健常者柔道から視覚障害者柔道に転向した時も15㎏も体重を増やしていったし、今回もルール改編に合わせて筋力トレーニングをしていく努力をされたのですね。
瀬戸勇次郎は筑波大学の大学院へ
東京パラリンピックの銅メダリストになった瀬戸勇次郎選手は、2023年4月から筑波大学の大学院に進学します。
文武両道、勉強にかける情熱もすごいですね。
そして、2024年パリパラリンピックではついに、男子柔道73㎏級金メダルを獲得しました。
本当に素晴らしい快挙ですよね。
現地パリの会場で息子の雄姿を見守っていたお父さんの瀬戸章治さんは、「初戦から3試合攻め続けて金メダル、感無量です」「階級を上げるために苦しんだが、トレーニングを繰り返して本当に強くなった。気持ちを強く持って続けてきた結果だ」と感動の涙をこらえながら話していました。
瀬戸勇次郎選手を誰よりも近くで見てきたお父さんだからこそ、瀬戸勇次郎選手の様々な苦しみや努力や頑張りが胸に迫ってきたのでしょうね。
福岡県立修猷館高校柔道部でともに汗を流した会社員鴨崎大海さんも現地で共に観戦していました。
そして、「最高にうれしい」と話していました。
鴨崎さんは「一緒に続けよう」と瀬戸勇次郎選手に寄り添い声をかけ励ましてきた友なのです。
多くの友人にも支えられてきたのですね。
瀬戸勇次郎の身長・体重・wikiプロフィール
瀬戸勇次郎選手の身長は169cmです。
体重は66kgです。
名前は『せと ゆうじろう』と読みます。
2000年1月27日生まれです。
得意技は力強い背負い投げです。
所属は九星飲料工業です。
障害は、色覚色覚障害(弱視)です。
まとめ
瀬戸勇次郎選手は、4歳からお兄さんに誘われて始めた柔道でついに、パラリンピックの金メダリストになりました。
今も大学院で夢に向かって勉強に励んでいます。
まだまだ瀬戸勇次郎選手の活躍が楽しみですね。
応援していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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