四十住さくら選手は、2021年東京オリンピックでスケートボードの初代女王に耀きました。
とても感動しましたよね。
そして、2大会連続でパリオリンピックにも出場しました。
パリオリンピックではメダルを獲得はなりませんでしたが、果敢に挑戦する姿を見せてくれましたね。
四十住さくら選手の東京オリンピックでの金メダル獲得までには、両親の大きな支えがありました。
四十住さくら選手を支えたご両親の事や、家族の事、出身中学、高校や引退の危機や、さくらパークの事等々追っかけアスリートブログの私はいろいろ調べてみました。
四十住さくらは韓国人?国籍は?父、母が凄すぎる!
四十住さくら選手は両親と兄の4人家族です。
四十住さくら選手は韓国人ではないかとネットでは噂が出ているのです。
四十住という姓が珍しいので韓国人ではないかと思う人がいるようです。
また四十住さくら選手の切れ長の目が韓国人っぽいというところから、憶測が広がったようです。
調べてみたのですが、四十住さくら選手は和歌山県生まれで、ご両親も日本人でいらっしゃいます。
ですから、四十住さくら選手は日本人で国籍も日本でした。
四十住さくらの父は四十住和次さん
お父さんの何が凄すぎなのかというと、実家の庭に手作りで、スケートボードの練習場をコンクリートで作ってしまったのです。
何故、このような事になったのでしょうか?
四十住さくら選手の住んでいた和歌山県には専用のスケートボードパークがなくて、練習できる施設がなかったのです。
この練習場の制作費はなんと170万円かかったそうです。
これだけのお金もかけ、時間も費やして、また畑や庭を潰して、娘を応援する為にスケートボードの練習場を手作りで作ったということは、なかなか真似が出来ない事ですよね。
本当に愛情深いお父さんだと思います。
でも実はお父さんは、四十住さくら選手がスケートボードをする事に反対だったそうです。
それは、怪我が多いことと練習場までの送り迎えが大変だということからです。
親として娘が怪我をして欲しくないですよね。
そして、本格的に練習する為には、神戸や大阪など県外に行かなくてはならなかったのです。
お父さんは四十住さくら選手が諦めてくれるようにと難しい課題を出していくのですが、さくらさんは毎日必死に努力して結果を出していくのです。
そんな娘の姿を見てお父さんは全力で応援することを決めるのです。
そして、国内のコンテストに出場する際はどこであろうと、お父さんが自らが車を運転して連れていったのです。
お父さんの優しさが伝わってきますよね。
四十住さくらの母は四十住清美さん
四十住さくら選手のお母さんも凄すぎるのです。
四十住さくら選手が本格的にスケートボードを始める前までは仕事をしていたのですが、さくらさんがスケートボードを始めてからは娘の為に仕事をスパッと辞めて、海外遠征にも帯同して娘を支える事に専念するのです。
当時練習場のある神戸までは、和歌山から車で3時間もかかったそうです。大阪まで往復で3時間かかります。
土日になると12時間も練習するさくらさんをずっと待ってあげて、また3時間かけて家に帰るのです。
車の年間走行距離は約5万キロもあったそうです。
また、ガソリン代と高速代は月最高で17万円もかかったとか。
これだけでも、普通の親なら到底出来ない!って思ってしまいますよね。
往復6時間の運転をして、さくらさんに常に寄り添って支え続けたお母さんは、本当に凄すぎ!と思ってしまいます。
お母さんの凄すぎ!はこれだじゃないのですよ。
自宅の庭にコンクリートを敷き詰めてお父さんがスケートボードの練習場を作りましたよね。
その後、隣人に赤ちゃんが生まれたのです。
スケートボードの練習は音が結構響くのです。
四十住さくら選手が朝6時30分から練習していると、お兄ちゃんから『めっちゃうるさい!』と怒られた事もあるほどです。
そんな中、赤ちゃんのお母さんから「新生児の間は練習しないでもらえないか」と頼まれたのです
それを聞いたお母さんは、その方に手紙を丁重にしたためたのです。
その手紙には、「うちの子は、日本一を目指すと言っています。決めた時間や赤ちゃんが起きている時間にだけ滑らせてもらうので、どうか滑らしてもらえないでしょうか」と書かれていました。
お母さんの、娘を思うが故の行動力ですよね。
このような手紙を書いてお願いしたお母さんは優しく愛情深いお母さんですよね。
そして、その願いを受け入れてくれた赤ちゃんのお母さんも立派な方ですよね。
四十住さくらの兄は四十住麗似八さん
四十住さくら選手の13歳上です。
結構年が離れているのですね。
13歳年上のお兄さんが友人たちと楽しそうにスケートボードを滑っているのを見て、自分も仲間に入りたいと思い、お兄さんにスケートボードを教えてもらったのです。
お兄さんがきっかけでさくらさんはスケートボードを始めたのですね。
お兄さんに褒めてもらいたくて練習を頑張ったそうです。
さくらさんが小学6年生の時だったのですが、最初にさくらさんにスケートボードを教えた人がお兄さんだったのです。
最初はペットボトルを超えるのが目標で、その為に、身体を擦りむいたり、打ったりばかりしていたそうです。
お兄さんの事をさくらさんは「すごく大好き。お兄ちゃんは私がちょっとでも技ができたら褒めてくれて、それがすごく好きでした。褒めてもらいたくて、すごく練習頑張りました」と話しています。
13歳も年が離れているけれどとても仲が良い兄妹なのですね。
四十住さくらの出身中学、高校はどこ?
四十住さくら選手の出身は和歌山県岩出市です。
四十住さくらの出身小学校は和歌山県岩出市立岩出小学校
四十住さくら選手は、小学6年生からスノーボードを始めたのですが、競技をはじめた小学校6年生からわずか数年でオリンピック強化指定候補選手に選ばれるまでに成長します。
四十住さくら選手は運動神経が抜群だったのでしょうね。
そして、何度も何度も繰り返し練習する努力家で、頑張り屋さんだったのでしょうね。
四十住さくらの出身中学校は和歌山県岩出市立岩出中学校
四十住さくら選手は学校へ登校する前の朝6時半から朝の練習をして、午後3時半に下校すると2時間近く練習してから塾へ行っていたようです。
また、塾が終わった後に大阪で1時間のレッスンを行い、午後10時にそのパークが閉まると、府内で場所を移して日付が変わるまで練習するのです。
それが終わるとお母さんの運転で和歌山に戻り、また午前2時ぐらいまで練習をするという生活を続けていたそうです。
いやー、恐るべき練習量ですよね。無限の体力ですよね。
それをサポートするお母さんもスーパーお母さんですね。
超人的な生活のようですが、そのような生活がさくらさんにとっては楽しかったそうです。
本当にスケートボードが好きだったのですね。
また、全国大会へ出場するためお父さんが東京まで運転をしてくれたり、スケートボードやシューズなどを買い与えて最大限の支援をしてくれたのです。
東京へ遠征した際はホテル代を節約するために、車中泊をすることもあったようです。
家族一丸となってさくらさんのスケートボードの練習を支えてくれたのです。
そのような練習を続けていたさくらさんは、2016年中学3年生の時にAJSA全日本アマチュアレディース部門 (ストリート) で優勝します。
素晴らしいですよね。
一生懸命にサポートしてこられたご両親も本当に嬉しかったでしようね。
またこの年にスノーボードが東京オリンピックの新競技に採用されることが決まったのです。
さくらさんにとって東京オリンピックは、新たな大きな目標となったと思います。
四十住さくらの出身高校は和歌山県立伊都中央高等学校
四十住さくら選手がこの高校を選んだ理由は、時間的融通が利く高校だったからです。
中学生で日本のトップレベルの実力を持つようになっていたさくらさんは、高校になっても更に練習に打ち込んでいくのです。
近隣には本格的なスケートボード場がなかったため、さくらさんは午前中の授業を受けると、すぐにお母さんの運転で3時間かけて神戸市まで練習に行ったりしました。
高校時代、学校や練習場への移動時間だけで1日3時間半は超えていました。
実家は岩出市で、高校は橋本市、練習拠点は大阪、神戸とすごい距離を移動しています。
本当になかなか出来ない事ですよね。
2017年高校1年生の時に、中学3年生の時に優勝をしたAJSA全日本アマチュアレディース部門 (ストリート) で再び優勝して、2連覇を達成します。
この頃に、四十住さくらさんは怪我をしにくいことや、湾曲の形状が好みであったことから、パークへの専念を決めます。
『パーク』とは複雑なコースでトリックを競う種目です。
そして、ガールズスケーターの世界一大きな大会であるExposureに参加し、AM15overで優勝します。
またVert proで3位入賞を果たしました。
2018年高校2年生の時に、四十住選手は日本選手権、ジャカルタ・アジア競技大会、世界選手権、この3つの大会すべて優勝するのです。
すごい快挙を成し遂げたのです。
そして、この年に世界最高峰のレベルと言われるXゲームにも出場して、銅メダルを獲得するのです。
ついにワールドカップアマチュア15and overランキングで1位となるのです!
アジア大会ジャカルタでは金メダルを獲得しました。
そんはな四十住さくら選手はスケートボード界で世界女王とまで言われるようになったのです。
目を見張るほどの活躍ですよね。
四十住さくら引退の危機
四十住さくら選手がどんどん強くなっていき、スケートボードに対する意欲と実力が上がっていくと、深刻な問題が出てきたのです。
今までもご両親は170万円をかけて自宅の前に練習場を作ったり、毎日数時間もかけた送り迎えをしてきたり、遠征や大会に参加する費用も捻出してきました。
四十住さくらさんが日本での大会で優勝するようになり、海外での大会にも行くことになったのですが、スポンサーがいなかった為に、旅費などは全てご両親が負担していました。
ご両親は、度重なる遠征費を捻出する為に、住宅ローン返済のための貯蓄や、学資保険などを取り崩していくのですが、それでも足りず破産寸前、借金までお父さんは覚悟するのです。
そして、高校2年生の時についに遠征費は尽きてしまうのです。
アメリカで行なわれるXゲームを前に両親から「これが最後のチャンスだ。」と告げられたのです。
そのように告げざるをえなっかご両親も辛かったでしょうね。
四十住さくらさんはこのお父さんからの言葉を聞いて、本当に深刻になったと思います。
自分の競技人生に幕を閉じなければならないかもしれないという大きなプレッシャーがのしかかり、引退の危機が訪れるのです。
そのような危機的状況の中、更に災難がさくらさんを襲うのです。
大会直前の練習中に高さ4メートルから滑っている途中に頭から落下してしまったのです。
四十住さくらさんは脳震盪を起こしてしまい、何をやっていたのか記憶がなくなったようです。
しかし、脳震盪を起こしたものの、怪我はなくXゲームは3位に入賞したのです。
本当に良かったですよね。
最期のチャンスと両親から言われたXゲームで3位に入賞したことによって、四十住さくらさんは初めてスケートボードでお金を稼ぐことが出来たのです。
初めて手にした賞金は38万円でした。
そして、その快挙から瞬く間に四十住さくら選手の名前が知れ渡り、スポンサーが付くようになったのです。
四十住さくらさんはどんなに嬉しかったでしょうね。
【さくらパーク】の誕生!
スポンサーがつくようになった四十住さくらさんなのですが、この頃にも充分な練習施設が近くにありませんでした。
2020年の夏頃に四十住さくら選手の窮状を聞いた地元の酒造会社の吉村秀雄商店が、もともと精米所として使っていた倉庫を無償で提供してもらえたのです。
それから2ヶ月かけて、四十住さくらさんの要望もふまえながらスケートボード専用の練習場に改装してくれて、見事な【さくらパーク】が作られたのです。
その練習場はなんと自宅から5分の場所でした。
その練習場は幅約25メートル、奥行き約23メートル、高さ約15メートルあり、複数の湾曲面をもつ専用練習場「サクラパーク」が誕生したのです。
素晴らしいですよね。
ようやく何時間も車に揺られることなく、思う存分練習に没頭出来る環境が与えられたのです。
引退の危機を乗り越えたさくらさんに、素晴らしいプレゼントがあったのですね。
このような環境を与えられた四十住さくら選手は、ますます強くなっていくのです。
2021年5月、アイオワ州で開催されたスケートボードの国際大会「DEW TOUR(デュー・ツアー) 2021」で優勝します。
2021年東京オリンピックのスケートボード競技パークで金メダルを獲得し、初代女王となったのです。
四十住さくらさんは日本一どころかついに世界一になったのです。
本当に輝かしく、素晴らしい快挙ですよね。
四十住さくらの身長・体重・プロフィール
四十住さくら選手の身長は159㎝です。
体重は52㎏です。
名前は『よそずみ さくら』と読みます。
2002年3月15日生まれです。
四柱推命的には、明るく素直な性格です。独自の信念、生き方をしっかり持っています。
新鮮な感覚やアイデアは豊富です。それをすぐ行動に移す実行力もあります。
このようなところが生かされているのでしょうね。
また、禄馬貴人という星があり、この星は先祖の仁徳を受け、自然と福運が集まるという星なのです。
宇野昌磨選手や大谷翔平選手の奥様の田中真美子さんもこの星を持っています。
ペットはヤギ、犬、猿、蛇まで飼っているそうです。
好きな食べ物は「お母さんが作る春巻き」です。
練習方法は専属のコーチを雇うことなくスケートボードの勉強は全てスマホ1つだそうです。
世界中の選手が繰り出す技を自分自身で分析して、さらにアレンジを加えることで新しい技に挑戦するのだそうです。
スマホ1つで世界一になるなんてすごい才能ですよね。
四十住さくら選手は同じ東京オリンピックの金メダリストの西矢椛選手と仲良しなのです。
パリオリンピックでも一緒に金メダルをと誓いあっています。
そうなるといいですね。
西矢椛選手の記事です。
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まとめ
東京オリンピックで金メダリストになった四十住さくら選手が五輪2連覇がかかっているパリオリンピックでも是非活躍する姿をみせて欲しいですよね。
心から応援していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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