2024年のパリ五輪ではブレイキン(ブレイクダンス)が新競技となり、オリンピック競技として注目されています。
2024年2月18日に行われたブレイキンの全日本選手権で、18歳の菱川一心選手が初優勝しました。
それも大会3連覇中の半井重幸選手を準決勝で破っての優勝でした。
すごい快挙ですよね。
パリオリンピックに向けてますます注目されていく菱川一心選手の両親や家族の事、中学、高校の事、ブレイキンはいつから?経歴等々追っかけアスリートブログの私はいろいろ調べてみました。
菱川一心は両親もダンサー?家族は何人?
菱川一心選手は両親と姉と弟ともう1人の兄弟がいる6人家族です。
両親もダンサーなの?
お父さんは菱川真一さんです。
お姉さんがジャズダンスをしていたそうで、菱川選手はお姉さんの影響でダンスに興味を持ったそうです。
ダンスに興味を持った菱川選手を、ブレイクダンスのダンススクールに連れていったのはお父さんなのです。
娘もジャズダンスで息子をブレイクダンスのダンススクールに連れて行くお父さんだからダンス経験者だと思いますよね。
ダンスに興味を持つ子供達のご両親なので、ダンスが得意でダンサーだったのか気になりますよね。
調べてみたのですが、ダンサーだったという情報はありませんでした。
ですが、ブレイクダンスのダンス教室を見つけて連れて行ってるので、ダンスに興味があり、ダンスに精通している方なのかもしれませんね。
お母さんの情報はありませんでした。
子供達のやりたい事を全力で応援する優しいお母さんなのでしょうね。
菱川選手には、もう1人兄弟がいることがわかっているのですが、詳しい事はわかりませんでした。
菱川一心選手は2番目か3番目の子供だと思います。
4人の子供達がそれぞれ違った個性を持っているのでご両親もサポートしていくのが大忙しでしょうね。
弟は、BMXという自転車競技で活躍
末っ子の弟さんは、菱川高虎さんです。5歳下です。
今年の4月から中学2年生になります。
この弟さんもすごいのです。
BMXという自転車競技で活躍している選手なのです。
弟さんは、小学生になり空手を始めたそうなのですが、お父さんがBMXが好きで、近くの百間川であった体験会に参加したそうです。
そこでBMXに心を奪われたそうなのです。
いろんな事に挑戦させて、いろんな世界に興味を持っているお父さんはすごいですよね。
2020年12月に行われた「JapanCupフラットランド岡山大会」で2位になります。
2022年の国内大会ではすべて表彰台に立って、トータル成績で年間2位になっているのです。
小学生の頃から、大会で素晴らしい成績を残している弟さんなのです。
菱川一心選手がそんな弟の高虎さんと一緒に岡山市長を訪問もしたことが岡山市のサイトで紹介されていました。
兄弟揃って違う道なのですが、それぞれが活躍していて素晴らしいですね。
様々な道を見つけてきて子供達に示して、子供が興味を持つと全力で応援するご両親はすごいなと思います。
それぞれが違う道を行く子供達を、全力でサポートしているご両親は大変だと思います。
自分の時間も惜しみなく子供に投入する愛情の深いご両親なのでしょうね。
また、大会などの費用や交通費なども捻出するのは大変だと思いますが、経済力もある家庭なのでしょうね。
菱川一心の中学・高校はどこ?
菱川一心選手は岡山県岡山市の出身です。
中学校は岡山市立竜操中学校
岡山市立竜操中学校は公立の中学校です。
竜操中学校の学区には3つの小学校があるのですが、そのどこかの小学校に通い、その後地元の中学校に進学したようです。
高校は岡山後楽館高校
菱川選手が進学した岡山後楽館高校は公立の中高一貫校です。
多くの人は中学校から通うのですが、菱川一心選手は中学校からではなく、高校から進学したのですね。
岡山後楽館高校は岡山の中ではとても特色のある学校です。
『自主、自律』を教育理念としていて『自分で創る学校生活』を大切にしています。
また、『自分で作る時間割』で豊富な科目から興味関心がある科目を選択して時間割を作るのです。
授業には心理に関して勉強したり、世界で起きている問題を考える科目など、他校にはないユニークなものもあるみたいです。
制服がなく、自由服で、授業の始業、終業を告げるチャイムも無しです。
生徒の主体性を尊重する高校のようで、菱川選手はこのような自由で主体性を重んじる校風に惹かれたのかもしれませんね。
菱川一心の経歴は?
ブレイクダンスとの出会い
菱川一心選手は小学2年生から、ブレイクダンスを初めます。
お姉さんの影響でダンスに興味を持った菱川一心選手に、お父さんが最初にブレイクダンスを見つけてきたのです。
そして、お父さんと一緒にブレイクダンスの体験に教室を訪れるのです。
その時の印象をこのように話しています。「見たことがない技ばかりで、こんな動きが人間にできるんだって目が釘付けになりました。見た瞬間に、もうこれだって!」
見た瞬間に釘付けになったなんてすごいですよね。運命の出会いですよね。
菱川選手はそこからのめり込んでいきます。
難易度が高い、両足を開いて回転するブレイクダンスの代表的な技・ウインドミルを練習し続け、わずか2週間後で習得するのです。
2週間でこんな難しい事が出来るなんて、非凡な才能を待っているのですね。
菱川選手はサッカーもしていたのですが、2カ月後には辞め、ブレイクダンスに夢中になっていったのです。
ブレイクダンスを最初に指導したのは三枝邦彦さんです。
三枝さんは菱川選手の事を『最初から高いダンス能力があったわけではなく、誰よりもダンスが好きで体を一番最初に動かしていた印象がある』と話しています。
誰よりもダンスが好きな事が日本1になる道だったのですね。
菱川選手はこのスタジオを『ブレイクダンスと出会った、かけがえのない大切な場所』と話しています。
今でもこのスタジオで自分の練習だけではなく、子供達の指導も行っています。
出会ったスタジオを『かけがえのない大切な場所』と思え今も通い続けている菱川選手は素敵ですね。
ダンススクールは【DANCE STUDIO VERTEX】です。
岡山市に2スタジオ、倉敷市に2スタジオあります。
全国レベルに向けての歩み
岡山という地方でのブレイクダンスの実情は、大会などは何もないのです。
その為、東京や大阪などの都市圏への大会に出場しなくてはなりません。
わずか数分のパフォーマンスのために遠方へ足を運ばなくてはならないのです。
そんな生活をご両親は全力でサポートしてくれるのです。
まだまだ実力が追い付かず、毎回予選で敗退して帰るのですが、小学生でありながら親の有難さを感じていて、申し訳ないと思っていたようです。
親思いの優しい健気な菱川選手ですね。
そんな両親に対して、周囲からは「たかがダンスのために」と言われることもあったそうです。
しかし、本人も家族もスポーツとして本気で取り組みだから、負けても負けても折れることなく、ひたむきに前へ向かっていきまいした。
ひた向きに取り組み、負けてもめげない菱川選手と、子供の能力を信じて黙々とサポートしていく家族でなければ今の菱川選手はいなかったと思います。
小学6年生で全国大会で優勝!
菱川一心選手は2017年小学6年生の時に、11歳で国内でトップ3のレベルの高さを誇る【Battle of the year Japan Under15】で優勝します。
神奈川県川崎市での大会でした。
全国から51名の参加者がありました。
この大会の15歳以下部門に出場したのですが、「正直勝てる見込みは全然なかった」そうです。
でも大きな舞台でいつも以上のパフォーマンスを発揮して、なんと初優勝を果たします。
本当に嬉しかったでしょうね。
菱川選手は、この経験をきっかけに観客のひきつけ方をつかみ、モチベーション、練習の質も大きく変化していったそうです。
小学6年生にして、このような事を掴かむ菱川選手の能力の高さに驚きます。
この優勝で一気に菱川選手は天才ダンサーとして、全国にその名が知れ渡りました。
それ以降は多くの主要な大会で優勝しています。
そして、2018年中学1年生の時、Body CarnivalのJrクルーBodyCarnival Zooに加入し、新しい知識を身につけ更に進化し続けていきます。
2019年アーバンスポーツの国際大会【FISE】では8強入りします。
2022年、高校2年生の時に、再び【Battle of the year Japan Under15】で優勝します。
パリオリンピックに向けて
菱川選手はオールラウンダータイプです。
キレとスピードで観客を引き付けるスタイルが持ち味です。
その中でも菱川選手が大事にしているのは、「ダンス」の要素です。
ブレイクダンスの試合は、事前に構成を準備することができず、毎回即興でのパフォーマンスになるそうです。
そのため、自身の技を音楽にいかに「ハメる」かがポイントになるそうです。
ブレイキンは創造性やテクニックがいるとても難しい競技ですよね。
ひとつひとつの細かな動きや音楽とのシンクロや、それらが積み重なることで、会場が一体となって爆発的な盛りあがりが生まれるのです。
日本人のパリオリンピックに向けての上限枠は男子2名と女子2名です。
なかなか狭く厳しいですよね。
菱川選手は公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)ブレイクダンス本部の強化指定選手でもあります。
今年の5月と6月に行われる五輪最終予選で残り1枠の代表入りを狙います。
頑張ってほしいですね。
菱川一心の身長・体重・プロフィール
菱川一心選手の身長は164㎝です。体重は63㎏です。
名前は『ひしかわ いっしん』と読みます。
2005年、5月1日生まれです。
四柱推命的には、タフな根性を持っています。また、鋭い直感力と洞察力があります。冷静で沈着で精神力の強さもあります。
このようなところが生かされているのでしょうね。
まとめ
『憧れだった』というパリオリンピック金メダル候補を破っての日本選手権の優勝を果たした菱川選手のこれからの活躍が本当に楽しみです。
パリオリンピックに出場出来るよう応援していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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