江村美咲選手は、フェンシングの世界女王として、パリオリンピックに挑みます。
また、パリオリンピックでは、開会式の旗手にも決定しています。
金髪がトレードマークで美人の江村美咲選手は、今まさしく時の人ですよね。
オリンピックでの活躍が本当に楽しみですね。
今大注目の江村美咲選手の家族や兄弟の事、学歴や出身校等々追っかけアスリートブログの私いろいろ調べてみました。
江村美咲の家族や兄弟は何人?
江村美咲選手は、ご両親と兄と弟の5人家族です。
なんと家族全員がフェンシング選手の経歴があるフェンシング一家なのです。
江村美咲の父親は江村宏二
お父さんの江村宏二さんは、なんと1988年のソウルオリンピックにフルーレで出場しています。
親子2代でオリンピック選手はすごいですよね。
オリンピック選手となったお父さんですが、高校2年生の時にフェンシングを始めた時は、誰も教えてくれる人がいなくて、友達と2人で本を買って独学でフェンシングの本を読んで学んでいったそうです。
すごい努力だったのですね。
そして、本を通して最初の構えから、突き、防御などを見よう見まねで覚えていったのです。
大学進学にあたり、その当時フェンシングが最も強かった中央大学に入りたくて、高校3年生の時には、顧問の先生の家に泊まり込んで勉強を教えてもらったそうです。
フェンシングにかける思いや情熱が大きかったのですね。
そんな努力が報われて見事オリンピック選手になるのはすごいですよね。
引退後は指導者となり、日本代表チームの監督を務めていました。
2008年の北京オリンピックで太田雄貴さんが銀メダルを獲得した時の監督でした。
メダリストを育てる、トップレベルの指導者ですよね。
家庭の中では、『家は休むところ。フェンシングの話しはしない。試合に負けても怒らない』というお父さんだったようです。
優しいお父さんですね。
その後2017年に、株式会社エクスドリーム・スポーツ代表取締役社長に就任します。
フェンシングの底辺拡大する事が恩返しだという思いを持って始めたのです。
江村に「美咲の母親は江村孝枝
お母さんはフェンシングのエペの選手でした。
フェンシングの強豪校である法政大学フェンシング部で活躍していました。
そして孝枝さんは、エペで世界選手権に出た経験があります。
世界選手権に出るなんてすごい実力の方ですよね。
お母さんは、美咲さんの試合は全てチェックして、夜中に行われる試合でも、試合直後に激励のメッセージを送ってます。
眠らずに応援するお母さんは愛情深いですね。
美咲さんのプレーだけではなく心理面もキャッチしていて「全部把握しているんだ」と感心させられるそうです。
食事面でもとても気を配ってくれて、体調管理をしっかりしてくれ、栄養価の高いバランスのいい食事を作って支えてくれています。
お料理も上手なのですね。
江村美咲の兄は江村将太郎
長男の将太郎さんは、お母さんと同じエペをしていました。
フェンシングには「エペ」「フルーレ」「サーブル」の3種目があるのです。
お父さんは「フルーレ」の選手でした。
「フルーレ」は、剣を使用して相手の胴体を攻撃します。優先権の奪い合いで、「攻撃→防御→反撃→再反撃」といった迅速なバトルや技のやり取りが楽しめます。
お母さんと長男将太郎さんは「エペ」の選手です。
「エペ」は優先権の概念が存在せず、体のあらゆる部分への攻撃が許されます。
江村美咲選手と、弟さんは「サーブル」の選手です。
「サーブル」は「突き」だけでなく「斬り」の攻撃も存在する競技種目。ダイナミックな斬りの攻撃とそれをかわす繊細なステップワークが特徴的です。
家族でそれぞれ違っていて面白いですね。
お兄さんは1994年8月17日生まれで、29歳です。
美咲さんの4歳上です。
埼玉栄高校、フェンシング強豪校の中央大学に進学します。
そして今は車椅子フェンシングの指導者をしています。
お父さんのようにフェンシングの指導者としての道へ進んだのですね。
江村美咲の弟は江村凌平
凌平さんは、姉の美咲選手と同じ「サーブル」の選手です。
2001年3月19日生まれで、23歳です。
父親や兄や姉と同じ中央大学に進学します。
卒業後は、オリエンタル酵母工業株式会社でアスリート社員として所属しています。
凌平さんは、同じ「サーブル」の選手なので2人で意見を出し合ったり、共に切磋琢磨しています。
同じ競技をしているお互いの存在は心強い味方ですよね。
江村美咲の学歴、出身高校、大学はどこ?
江村美咲選手の出身は大分県です。
フェンシング日本代表選手であった両親の影響を受けて小学校3年生の時からフルーレを始めます。
お父さんは、自分が指導するフェンシング教室に通うお兄さんと遊ばせながら、美咲さんがフェンシングを好きになるように仕向けていったそうです。
お父さんは子供達にフェンシングを好きになって欲しかったのですね。
お父さんが指導するフェンシング教室では最初はお父さんがしていた「フルーレ」に取り組みました。
その頃はオリンピックの事など頭にもなくて、大会に出ても成績はぱっとしなかったそうです。
世界女王の美咲選手も最初はこうだったのですね。
そんな美咲選手に転機が訪れたのです。
ジュニアの「サーブル」の大会が開かれることになり、優勝者の賞品にウサビッチのジグソーパズルがある事を見つけたのです。
パズルに惹かれてパズルが欲しいと思いお父さんにサーブルの大会に出たいと願い出ます。
お父さんはそんな美咲選手に『相手の剣をたたいてから前に出なさい』とアドバイスしました。
試合では見る見る勝ち上がっていき見事優勝したのです。
すごいですよね。
やはり才能があったのですね。
初めて優勝した喜びを味わって、迷わずに「サーブル」に転向を決めたそうです。
中学入学前の事でした。
江村美咲の出身高校は大原学園高等学校
高校は大原学園高等学校に進学します。
2014年高校1年生の時に、南京ユース五輪で4位となります。
この結果は美咲選手にとって、とても悔しくて涙を流しました。
そして、この時に『同じ失敗をしないで、最終的には東京オリンピックで絶対に金メダルを取りたい』と決意します。
6年後の東京オリンピックを目指して、このような決意をしてすごいですね。
そして、そのために有望な中高校生が集まって寄宿制で一貫指導する、JOCアカデミーに入学するのです。
江村美咲の出身大学は中央大学
大学は中央大学法学部に進学します。
大学に入って美咲選手はどんどん力を付けていきます。
2017年大学1年生の時に、アジア選手権で個人で銅メダルを獲得します。
また、ユニバーシアード夏季大会で個人で銅メダル、団体では金メダルを獲得します。
2018年大学2年生の時に、ワールドカップで個人で銀メダルを獲得します。
そして、全日本選手権で初優勝します。
ついに、日本人トップになったのですね。
2019年大学3年生の時に、全日本選手権で再び優勝して、2連覇を達成します。
2020年大学4年の時に、ワールドカップで個人で銅メダルを獲得します。
大学生の時にこのような輝かしい成績を収めたのですね。
江村美咲は大学卒業後はプロへ
中央大学を卒業後に、フェンシング競技で初となるプロ選手となります。
卒業後、初のオリンピック日本代表として東京オリンピックに挑みます。
親子2代でのオリンピアンになったのですね。
結果は3回戦で敗退して、個人13位でした。
団体では過去最高の5位に入賞します。
2022 年5月ワールドカップでは、日本の女子個人として史上初の金メダルを獲得します。
ついに世界女王になったのですね。
団体でも銀メダルを獲得しました。
また7月にエジプトで行われた世界選手権でも、日本の女子個人として史上初となる金メダルを獲得します。
団体でも同種目では初となる銅メダルを獲得したのです。
素晴らしい快挙ですよね。
江村美咲の身長、体重、プロフィール
江村美咲選手の身長は170㎝です。体重は60㎏です。
名前は『えむら みさき』と読みます。
1998年11月20日生まれです。
2023年に和田静郎特別顕彰ミス日本という賞を受賞しています。
この時に着ていた着物姿が凛としてとても綺麗でした。
この賞はフェアリージャパンの畠山愛理さんや、空手の清水希容さんなどスポーツ界で美しく輝いている人が選ばれています。
所属は立飛ホールディングスです。
まとめ
2024年5月に、パリオリンピックの代表として選ばれました。
江村美咲選手は『個人と団体で2つの金メダル』と素晴らしい目標を掲げています。
本当にそうなるといいですね。
応援していきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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